ささやかなデート
彼女が普通のOLに戻って随分と時間が過ぎた。
何気なく電話をしてみた。
「こんばんは。」
「久しぶりですね。」
「今度、カラオケでも行こうか。」
「行きたい。」
そんな短い会話をして僕たちはカラオケに行った。
普通に綺麗な彼女になっていた。
もう彼女の事を誰も風俗とは気づかないだろう。
それで良かった。
僕たちはカラオケと少し洒落た食事をして楽しい時を過ごした。
キスもせず、体も触れず、ただ楽しかった。
僕は彼女の優しい心が好きだったのだと漸く気がついた。
時が全て解決してゆく。
幸せになってね。 僕はそう呟いて彼女を見送った。


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