彼女からの贈り物
彼女が描いた絵を贈って呉れた。
以前に約束していたコンピュータグラフィックスの絵。
三次元で描かれている。 恐らくは彼女の部屋なのだろうか
あるいは空想の空間なのだろうか、鏡の中に小さく写ったポスターは
マリリンモンローなのだろうかと思う。
絵を贈るのを少し恥ずかしいと彼女は言うのであるが僕はその理由は
彼女の心の中のイメイジを観ることになるのからかも知れないと
感じていた。
お金では買えないもの。そんなプレゼントで嬉しかった。
僕は彼女へ、タブレットで描いた二次元のグラフィックスを贈った。
心の中の彼女の線描。 僕は彼女が高校時代に絵が好きだったという
その姿を想像していたりする。
僕もそうだったから、何か懐かしいような、観たことは無いはずなのに
教室の中で彼女が絵を描いている姿が見えるのは何故なのだろう。
胸がキュンとなるようだ。 不思議だな、ただそう思う。
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